
皮膚科のドクターは金属アレルギーのテストはしてくれても、アクセサリーやジュエリーの素材についての知識は専門外です。もし銀の反応や金のアレルギー反応を調べてくれたとしても、それは純度100%のいわゆるAGだったりAUという金属を調べているにすぎません。しかし身に着ける金属というのは必ずしも純銀や純金ではありません。むしろ100%の金銀はあまりにもめずらしく、純度1000%といううたい文句で特殊なケースで販売されることを除くとたいていの場合スターリングシルバー=Ag925silverということです。1000分の75だけは銅などが混ざっているのです。これは純度をごまかすためでも値段をやすくあげるためでもありません。ジュエリーとしての耐久性を高めるために単体では得られない効果を発揮させるために金属はブレンドされる方が多いということです。ですから金属アレルギーの犯人探しは必ずしも純金、純銀を調べただけでは本当のパッチテストにはならないのです。実際にアクセサリーにするためには、たとえば銀にはロウ付けという作業で使われる素材が混じります。これには亜鉛も入っています。ホワイトゴールドの18金というとこれも銅や銀、金、そのほかにも白っぽくするためのパラジウムなど、割がねはさまざまブレンドされ、研究されてジュエリーの耐久性を高められて開発されています。ですから金が大丈夫なひとでも亜鉛やパラジウムに反応していることも考えられますし、プラチナが大丈夫だったとしてもロジウムに反応していたりすれば、アレルギーテストとはまったく違う反応が起こってしまうわけです。
結婚指輪のように毎日着けるのであればアレルギーに最も安心なチタンが利用されています。
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